
近年キズナアイをはじめとしたバーチャルユーチューバー(略してVtuber)が世間を賑わせています。
Virtual Being/Virtual Beings(バーチャル・ビーイング(ズ)、擬命体)という概念もあり、気になったので僕も作成してみました。
この記事ではキャラクターの作成から、実際にVtuberとして動画を作成できようになるまで方法をご紹介したいと思います。
Vtuberの作成から配信までに必要なもの
僕が今回作成したのはFacerigというソフトを使い2Dキャラクターを動かすものになります。
・Facerig(FaceRig+Live2D Module)
・PC(Facerigのアプリを動かす)
・WEBカメラ(PCに内臓されているものでも可能)
・マイク(PCに内臓されているものでも可能)
かかった費用
キャラクターデザインに | 15,000円 | ||
---|---|---|---|
Facerigで動かすデータ(詳しくは後述) | 29,000円 | ||
ソフト | 1,878円(Facerig:1,480円 + Facerig: 398円) | ||
WEBカメラ | 2,715円 | ||
マイク | 11,664円 | ||
ミキサー | 13,455円 |
合計で7万3712円かかりました。確か3Dのモデリングが安くて20万くらいだったので、それに比べたら安いと言えるのかもしれません。。
マイクはノイズが出ないように1万円ほどのものを買いましたが、音が取れれば問題ないという人はPCに内臓のものでも問題ないと思います。ミキサーに関してはマイクを接続するのに必要だったので購入してみました。
キャラクターの作成
もしキャラクターデータがない場合は、キャラクターデザインをしてもらいましょう。
ココナラやクラウドワークスなどでキャラクターのデザインをお願いすることができます。
全身まで必要なのか、バストアップまでの作成で良いのかで値段も前後してきます。 アイコンキャラクターの作成は安くて500円〜もあるので、好みのデザインにしてくれそうな人を探してみましょう。
Facerigのデータ作成
最終的にFacerigでキャラクターを動かすためにはパーツ分けされたデータが必要です。
キャラクターの腕や髪、口のパーツに分けして、動かせるようにしたデータです。キャラクターのデータがあればパーツ分けから動きのパラメーターの設定までを外注することもできます。
自分でできる人は少ないと思うので外注しましょう。
パラメーターの数によって動きのスムーズさが変わってきます。
その分工数もかかるので、お願いした際は値段が高くなります。
僕のお願いした方の料金(29000円)の内訳はこちらです。
基本動作 | 20000円 | ||
---|---|---|---|
バストアップのパーツ分け | 5000円 | ||
口の動作のパラメーター追加 | 4000円 |
髪の長さが短い男性もので作成したので、動きが少なく見えます。
長い髪などの揺れる振り幅が大きいものがあると全体的に揺れて見えます。
購入ソフト・機材について
最低でもFacerigのソフトとLive2D Moduleを購入しないと動かすことはできません。
Windowsでの情報が多かったので、PCはWindlowsを使用して設定しました。
カメラ
・LOGICOOL C270
マイク
・SHURE ダイナミックマイク ヘッドウォーン カーディオイド XLRケーブル WH20XLR
ミキサー
・ヤマハ YAMAHA ウェブキャスティングミキサー 3チャンネル AG03
を購入しています。
Vtuberキャラクターを実際に動かしてみた
Facerigに作成してもらったキャラクターを設定しソフトを起動すると顔がトラッキングされます。
顔を動かすと顔と髪が横に揺れたり、メガネの反射なんかもできます。
カスタムキーによる表情・動きの変化なども可能で、腕を動かしたりすることも可能です。
僕の場合は作成をお願いした人がオマケで、メガネが割れたりサングラスにしてくれるカスタムキーをつけてくれました。
まとめ
今回作成してみてキャラクターの作成からFacerigで動かすには安くて2万円ほどかかりそうだということがわかりました。
設定の情報もWindowsが多かったので、自分もwindowsで設定から動かすまでを実行しています。
作成してみてキャラクターがこれから動かせると考えるといろいろコンテンツが作れそうなので、これからVRM作成まで挑戦してみようかなと考えています。
VRMは3Dのデータのことで、VRMデータを使用することで全身を大きく動かすことができます。
これから配信の設定や動画の編集も行うので、youtubeに投稿できるのはもう少しあとになりそうです。